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 北海道、平成26年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表

発表日:2014.12.25


  北海道は、平成26年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。この調査は、タンチョウの大まかな越冬分布や規模を把握するため、地元小中学校や関係機関等の協力を得て、調査の基礎的な手法やタンチョウ保護の歴史について学びながら、タンチョウが見られた場所や個体数を記録するもの。今回、平成26年12月5日に、道内の全振興局管内のタンチョウ生息地及び飛来地の全域(26市町村、計222箇所)を対象に調査を実施。その結果、成鳥524羽、幼鳥52羽ほかの合計617羽が観察された。また、観察された野生固体は563羽と前年と同程度の数で、現在ほぼ1,500羽いるとされるタンチョウの40%程度の確認にとどまった。これは、記録羽数が気象その他に大きく左右され、前年同様に地面が露出し、水辺での餌探しも可能であったため、観察しやすい場所への出現が少なかったためとしている。第2回目の調査は、平成27年1月26日の予定。

情報源 北海道 報道発表資料(PDF)
機関 北海道
分野 自然環境
キーワード 北海道 | 土地利用 | 生息調査 | 生息地 | 保護 | タンチョウ | 飛来地
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