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 林野庁、モントリオール・プロセス第19回総会の概要を公表

発表日:2008.11.26


  林野庁は、2008年11月6日~10日にロシアのモスクワ及びロストフ(モスクワ郊外)で開催された「モントリオール・プロセス第19回総会」の概要を公表した。同会議は、持続可能な森林経営の基準・指標の作成と活用を進めるもの。今回、これまでの基準・指標の適用結果を踏まえて、見直しと適用のための技術指針の改定を完了。その結果、平成7年に合意された67指標は、54指標に簡素化された。また、モントリオール・プロセス全体としての第2回概要報告を作成し、2009年10月にブエノスアイレスで開催される第13回世界林業会議で発表することが決定された。同概要報告では、気候変動への対処、生物多様性の保全、バイオマスのエネルギー活用、世界的な水不足への対処等の地球規模の課題に対する、モントリオール・プロセスの貢献を簡素で分かりやすく示すことで合意。概要作成のための起草委員会が設けられ、2009年2月~3月に我が国で会合を開催することとなった。

情報源 林野庁 報道発表資料
機関 林野庁
分野 地球環境
自然環境
キーワード 林野庁 | モントリオール・プロセス
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