三菱自動車工業(株)と三菱商事(株)は、日仏共同で、電動車両の使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの実証プロジェクトを開始すると発表した。電動車両の導入が進む日本やフランスでは、使用済みリチウムイオンバッテリーの再利用が、資源の有効活用と持続可能な社会の構築に向けて重要となっている。今回のプロジェクトは、両社とフランス電力公社(EDF)、EDFが出資する蓄電システム製造会社Forsee Power社(Forsee)、PSAプジョー・シトロエン社の5社が共同で開始するもの。電力需要に応じて蓄電・発電・系統電力の運用を最適化することにより、効率的なエネルギーマネジメントと経済性の検証を目的とする。実証プラントは、以下で構成され、2015年9月をめどに、パリ郊外にあるForsee新社屋に設置するという。1)高圧蓄電システム:電動車両の使用済みリチウムイオンバッテリー、2)低圧蓄電システム:新品リチウムイオンバッテリー、3)双方向充放電システム:電動車両搭載のリチウムイオンバッテリー。
情報源 |
三菱自動車工業(株) プレスリリース
三菱商事(株) プレスルーム |
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機関 | 三菱自動車工業(株) 三菱商事(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 三菱自動車工業 | フランス | 三菱商事 | 実証 | 蓄電 | 再利用 | 電動車両 | EDF | リチウムイオンバッテリー | PSA |
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