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 環境省、平成19年度大気汚染状況を公表

発表日:2008.12.12


  環境省は、平成19年度の大気汚染状況を公表した。これは、都道府県及び大気汚染防止法上の政令市における常時監視(全国2,006局)によるもので、測定局の内訳は、一般環境大気測定局(一般局)が1,561局、自動車排出ガス測定局(自排局)が445局となっている。測定の結果、二酸化窒素(NO2)の環境基準達成率は、一般局で100%、自排局で94.4%とやや改善したが、浮遊粒子状物質(SPM)は、一般局で89.5%、自排局で88.6%と、両局ともやや低下した。一方、光化学オキシダント(Ox)は、一般局で0.1%、自排局で3.3%と、依然として極めて低い達成率であった。光化学オキシダント注意報等発令延べ日数は220日と、平成18年度(177日)より増加し、新潟県、大分県で初めて同注意報が発令された。また、二酸化硫黄(SO2)はほぼ全ての測定局、一酸化炭素(CO)は全ての測定局で環境基準を達成していた。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 環境省
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