環境省と経済産業省は、平成29年4月24日から5月5日までスイスのジュネーブで開催された、ストックホルム条約(POPs条約)等3条約の締約国会議の結果を公表した。今回開催されたのは、1)POPs条約第8回締約国会議、2)バーゼル条約第13回締約国会議、3)ロッテルダム条約第8回締約国会議。各会議の主な成果は以下のとおり。1)新たにデカブロモジフェニルエーテル(デカBDE)、短鎖塩素化パラフィン(SCCP)及びヘキサクロロブタジエン(HCBD)を附属書に追加、2)PCB廃棄物・新規POPs廃棄物・水銀廃棄物に関する技術ガイドラインの策定、3)カルボフラン、短鎖塩素化パラフィン(SCCP)、トリブチルスズ化合物、トリクロルホンを附属書に追加。さらに、3条約で共通する技術協力や条約間の連携の強化による効率的な対策の実施についての議論が行われた。なお、次回会合は、2019年4月29日からジュネーブで開催され、今回と同様に3条約の締約国会議を連続で開催するとともに、3条約共通の課題を合同で議論する予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 経済産業省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 経済産業省 | PCB | ストックホルム条約 | POPs条約 | 短鎖塩素化パラフィン | バーゼル条約 | ロッテルダム条約 | デカBDE | ヘキサクロロブタジエン |
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