NEC、漆器調バイオプラスチックの耐傷性を改良

発表日:2018.02.06

日本電気(株)(NEC)は、2016年8月に発表した漆器調バイオプラスチックの耐傷性を改良し、芸術性の高い印刷を施すことに成功した。同社は著名な漆芸家と共同で、漆器のような漆黒の美しさを持つ、漆ブラック調バイオプラスチックを開発している。今回、特定の分子構造を持つ添加成分を配合し、樹脂表面の摩擦を低減することで耐傷性の向上が図られ、母材への親和性や配合率を最適化することで、漆ブラックの光学特性を保持したバイオプラスチック材料の生産が可能となった。また、この材料には、スクリーン印刷により精緻で立体感のある蒔絵調の印刷が可能であるため、美しい外観と高級感のある量産品の製造が実現できる。今後は、樹脂材料メーカーとの連携体制の構築に取り組み、耐久財用途や高級日用品分野における実用化を目指すという。

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