計測・制御機器大手のアズビル(株)は、プラントのVOC漏えい量管理に活用可能な調節弁の性能などを紹介した。VOC(揮発性有機化合物)はPM2.5や光化学スモッグなど大気汚染物質の原因物質のひとつであり、米国等においては産業施設からの排出を規制する法律が整備されている。今回販売を開始する調節弁は、典型的なプラントでは「バルブ」からのVOC漏えい量が多いという報告(米国環境保護局)を参考として、同社のグランドパッキンシステム技術を採用したもの。調節弁グランド部とガスケット部のシール性能(VOC等の流体封止性能)については、米国の第三者機関での認証試験により、ISO15848-1の規格を満たしていることが確認されたという。また、標準装備のイベント出力機能を用いることで、微小流量の測定のみならず、配管内部の状態の検知や監視などにも活用できるという。
情報源 |
アズビル(株) ニュースリリース
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機関 | アズビル(株) |
分野 |
大気環境 環境総合 |
キーワード | プラント | VOC | 光化学スモッグ | PM2.5 | 大気汚染物質 | アズビル | バルブ | 調節弁 | IoT技術 |
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