東京農工大など、海鳥が摂食したプラスチックに由来する添加剤の蓄積確率を試算

発表日:2019.08.28

東京農工大学、オランダのワーヘニンゲン大学海洋研究所および兵庫県立大学(発表当時:(公財)山階鳥類研究所)の研究者からなる国際共同研究グループは、海鳥が摂食していたプラスチックを調査分析し、体内に添加剤が蓄積する確率を試算した。同研究グループは、プラスチックから溶け出した添加剤は海鳥の脂肪や肝臓に蓄積することを確認している。今回、北大西洋フェロー諸島のフルマカモメや、小笠原諸島のクロアシアホウドリ等が食べていた5 mm角前後あるいはそれ以下のプラスチック片やプラスチックペレット計194粒を調べた結果、100粒当たり2~5粒の割合でプラスチック添加剤(紫外線吸収剤4種、臭素系難燃剤2種)が検出され、1羽当たり15粒のプラスチック片等を食べていることが明らかとなった。海鳥の体内に何らかの添加剤が蓄積する確率は、73%以上(4羽調べると3羽程度以上から添加剤が検出される状況)になるという。

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