森林総研、市町村の森林管理に活用する指標の特徴や課題を紹介

発表日:2019.09.09

森林研究・整備機構森林総合研究所は、森林管理で指標を活用している先進的な市(愛知県豊田市、新城市、滋賀県長浜市、長崎県対馬市)を調査し、指標の特徴や課題を比較した。森林を管理するにあたり、間伐面積などの目標とする数値を指標とし、実際の値と比べることで管理の達成度を確認することができる。その取組は、市町村単位においても期待されており、実際に取り入れる市町村もある。今回、同研究所は、対象4市の聞き取り調査を行い、計画策定・運用プロセスを明らかにし、指標策定プロセスの類型化および共通する課題を整理した。その結果、4市では行政や学識経験者、林業関係者に市民も加わった、森林管理の計画づくりを実施しており、指標はボトムアップ的に形成され、地域の特色や事情を色濃く反映していた。一方で、設定された指標では森林の多面的機能を網羅できていないなど課題が見られた。また、4市とも一般市民への計画や指標の周知に苦慮していたが、市民の生活に直接関連する指標を設定するなど、計画への関心を高める取組も見られたという。

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