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 環境省、鳥類標識調査によるミヤコドリの繁殖地を判明

発表日:2019.12.19


  環境省は、鳥類標識調査によるミヤコドリの繁殖地が判明したと発表した。鳥類標識調査は、鳥類に足環等を装着して放鳥し、再捕獲や観察によって情報を収集、解析することにより、鳥類の渡りの実態や様々な生態を明らかにし、鳥類の保全施策やそのための国際協力の推進に役立てるもの。わが国では、1924年に農商務省によって初めて行われて以来、約90年にわたって続けられており、現在は環境省による(公財)山階鳥類研究所への委託事業として実施されている。今回、鳥類標識調査の一環で、これまで繁殖地及び渡りのルートが判明していなかった日本に渡来するミヤコドリについて、カムチャツカ半島西岸で標識を装着した個体が観察され、同種の繁殖地の一か所が初めて明らかになった。同省では、カラーフラッグを装着したミヤコドリを観察された場合の情報提供を呼びかけている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 山階鳥類研究所 | 鳥類 | 繁殖地 | 鳥類標識調査 | ミヤコドリ | 足環 | 鳥類の渡り | 農商務省 | カムチャツカ半島西岸
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