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 環境省、漁業者の協力による海底ごみ回収実証地を選定

発表日:2020.05.19


  環境省は、漁業者の協力による海底ごみ回収実証地を選定したと発表した。同省では、「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」(令和元年5月31日変更閣議定)、「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」(令和元年5月31日海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議決定)等において、漁業者の協力を得て、操業時に回収した海底ごみを持ち帰ることなどを促進している。同事業は、海洋プラスチックごみ対策の一環で、自治体と各地の漁業協同組合が連携して3年程度実施し、効率的な回収方法などを検証するもの。実証地域は、石川県加賀市、石川県金沢市、千葉県市川市、兵庫県洲本市、福岡県宗像市、熊本県(芦北町)、宮崎県宮崎市の7地域。これらの地域で、同省が調査・分析を行うことを通じ、協力体制の構築、効率的な回収、効果測定、海底ごみの発生源特定などの検討に資するよう、マニュアル策定を検討していくという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境省 | 自治体 | 海底ごみ | 海洋プラスチックごみ対策 | 海洋プラスチックごみ対策アクションプラン | 海底ごみ回収実証地 | 海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針 | 漁業協同組合 | 発生源特定 | マニュアル策定
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