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 環境省、令和2年度夏の星空観察「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」を公表

発表日:2020.12.04


  環境省は、令和2年度の夏期観察で実施した、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査の結果を取りまとめ、公表した。同省は、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めてもらうこと、また、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)として活用していただくことを目指し、平成30年度から星空観察を推進している。調査概要は、1)観察期間:令和2年8月10日~23日、2)観察時間:日没後1時間半~3時間半まで、3)調査方法:デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、その画像データから「夜空の明るさ」(星空の見やすさ)を測定。今回、各画像の撮影場所・日時、夜空の明るさ(等級)とばらつきなどの一覧や、周辺の状況(住宅、商業、農業、森林山間、自然公園等、その他)が異なる継続観察登録地点248箇所における「夜空の明るさ」評価の結果などが公表された。継続的なデータ蓄積により、地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料や、日本の実態に即した評価手法の検討資料としての活用が期待できるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 大気汚染 | 環境省 | 大気環境 | 環境保全 | 地域資源 | 光害 | 星空 | 夜空の明るさ | 星空観察 | デジタルカメラ
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