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 福岡県、指定希少野生動植物種を初めて20種指定

発表日:2021.04.30


  福岡県は、条例により捕獲・所持・販売を目的とした広告等を禁止する「指定希少野生動植物」を令和3年4月30日に20種指定した。これは、令和3年5月1日施行の福岡県希少野生動植物種の保護に関する条例第9条の規定に基づくもの。今回指定されたのは、オキナグサなど植物10種、コアジサシなど鳥類2種、セボシタビラなど魚類2種、昆虫類2種、貝類4種の20種で、福岡県レッドデータブックに掲載されている絶滅危惧Ⅰ類またはⅡ類に属する種であり、本県において、個体数が少ないか、著しく減少しつつある種、県内の生息、生育地域が消滅又は悪化しつつあるなど、生息・生育状況が人為の影響により存続に支障を来す事情が生じていると判断される種であること等により指定された。県は、指定希少野生動植物種の生息・生育地のうち個体と一体的に保護する必要がある区域を「生息地等保護区」に指定するとともに、保護回復事業を行う事で、指定希少野生動植物の保全進めていくという。

情報源 福岡県 報道発表資
機関 福岡県
分野 自然環境
キーワード 福岡県 | レッドデータブック | コアジサシ | 指定希少野生動植物 | 絶滅危惧Ⅰ類 | 絶滅危惧Ⅱ類 | 生育地域 | 生息地等保護区 | オキナグサ | セボシタビラ
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