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 京都市、プラスチック製品の分別回収に向けた社会実験を開始

発表日:2021.06.23


  京都市は、プラスチック製品の分別回収に向けた社会実験を実施すると発表した(実施期間:令和3年7月5日~10月29日)。社会実験では、現在燃やすごみとして排出されているプラ製品を分別回収し、プラ製品等の回収量や分別実施率のほか、市民の分別意識の変化等を把握する。プラ製品等の分別回収方法は、専用ごみ袋を用いた「定期回収」および市域内3箇所での「移動式拠点回収」で、各排出方法における回収量を集計し、今後、全市へ拡大した場合の回収量・分別実施率を推計する。とりわけ、プラ容器包装については、分別実施率が40%で燃やすごみ等として排出されており、定期収集における収集量を比較し、分別実施率の向上につながるか確認するとともに、定期収集と移動式拠点回収でのプラ製品の回収量の差異を把握する。分別回収したプラ製品の状態等については、細組成調査を実施し、プラ製品の材質、汚れ等の状態及び異物混入の状況を把握する。さらに、排出者のプラ製品及びプラ容器包装の分別に対する意識として、社会実験の前後でアンケート調査を実施し、分別に対する意識の変化・分別実施状況等を把握する。社会実験の結果に加え、国から示される方向性などを踏まえながら、社会実験終了後の最適な分別回収方法について検討していくという。

情報源 京都市 広報資料
機関 京都市
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 社会実験 | 京都市 | 分別回収 | プラスチック製品 | プラ容器包装 | 分別実施率 | 燃やすごみ | 分別回収方法 | 移動式拠点回収 | 定期回収
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