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 総務省、外来種対策の推進に関する政策評価(中間報告)を公表

発表日:2021.06.30


  総務省は、外来種対策の推進に関する政策評価(中間報告)を公表した。総務省では、外国起源の外来種について、生態系の維持等の観点から様々な対策が講じられてきたものの、これらの取組についての分析や評価が必ずしも明らかになっていない状況にあることから、具体的な取組状況を実地に調査していた。中間報告では、ヒアリ対策の状況について、対象を重点化したモニタリングは、ヒアリの水際での早期発見に効果を上げているものと評価する一方、環境省が専門家とともに定める調査・防除の方針に則して対策が的確に講じられるために、現状の評価・検証が必要とした。アライグマ対策については、環境省は、アライグマの防除に必要な情報の提供について、現在の取組の検証や評価を行った上で、その在り方について検討することが必要としている。ヒアリ及びアライグマについて、関係行政機関による迅速な対応・改善の観点から、現段階で整理した調査結果に基づき、同省から環境省に通知したという。

情報源 総務省 報道資料
〔参考〕総務省 外来種対策の推進に関する政策評価(中間報告)概要(PDF)
機関 総務省
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 総務省 | アライグマ | 特定外来生物 | 中間報告 | ヒアリ | 外来種対策 | 早期発見 | 外国起源の外来種 | 防除手段
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