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 東京都、海底火山「福徳岡ノ場」の噴火に伴う軽石への対応を決定

発表日:2021.11.17


  東京都は、海底火山「福徳岡ノ場」の噴火に伴う軽石への対応を決定した。令和3年8月に発生した小笠原諸島・福徳岡ノ場の海底火山噴火に伴う軽石については、伊豆諸島へ漂着する可能性がある。都では、関係機関と連携して伊豆諸島における軽石の漂流・漂着に係る情報を収集するとともに、港湾・漁港への流入に係る対策として、地元自治体や漁業関係者と調整のうえ、オイルフェンスを設置する。既に、11月18日に神津島港(約60m)と御蔵島港(約40m)のオイルフェンスを設置し、他の港湾についても順次設置していく。なお、港内に流入した場合は、陸上から重機で撤去する。漁業への影響に係る対策としては、海上保安庁の情報を、支庁経由で各漁業協同組合に提供、漁業調査指導船(みやこ・やしお・たくなん)による漂流状況のモニタリング強化、国、各県、漁業者等を通じた情報収集、漁業無線局(島しょ農林水産総合センター八丈事業所・小笠原水産センター)を通じた漁船等への情報発信等の対策に取り組むという。

情報源 東京都 報道発表資料
東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 自然環境
キーワード 東京都 | 海底火山 | 情報発信 | オイルフェンス | 海上保安庁 | 重機 | 福徳岡ノ場 | 軽石 | 漁業調査指導船 | 島しょ農林水産総合センター
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