(独)農業環境技術研究所は、The Woodland Trust、University of Cambridge(英国)、Poznan University of Life Sciences(ポーランド)と共同で、英国全土の250年にわたる植物開花日の記録から、植物群集の開花時期の変化を示す指数を開発したと発表した。同研究所らは今回、英国全土で1753年から断片的に蓄積されてきた約40万件に及ぶ植物405種の開花日記録のデータに、階層ベイズモデル(統計モデルの一種)を適用することで、植物群集全体での「平均的な」開花時期の変化を表わす指数を開発。推定された指数により、英国の植物群集は直近の25年間に最も早い開花時期を示していること等が明らかになった。今回開発された指数は、気候変動が植物群集に与える影響を示す指標の1つとして今後の活用が期待されるという。
情報源 |
農業環境技術研究所 プレスリリース
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機関 | 農業環境技術研究所(現:農研機構 農業環境変動研究センター) |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 農業環境技術研究所 | 植物 | 開花時期 | 指数 | 英国 | 階層ベイズモデル | 記録 |
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