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 化学物質と環境に関する政策対話(12/27開催)

発表日:2023.12.18


  環境省は、「化学物質と環境に関する政策対話」(第18回)を開催する(開催日:令和5年12月27日)。同省は、平成18年の第1回国際化学物質管理会議で採択された国際的な戦略・行動計画であるSAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)で、化学物質の環境安全について、政策の透明性と説明責任確保の観点から、多様な主体の政策決定プロセス参加が求められている。また、SAICMの後継となる、令和5年9月のICCM5で採択された「Global Framework on Chemicals – For a Planet Free of Harm from Chemicals and Waste」は、多様な分野の多様な主体によるライフサイクルを通じた化学物質管理の枠組みである。同省は、化学物質の環境リスクに関する情報の共有と相互理解促進の場として、平成13年度から平成22年度まで「化学物質と環境円卓会議」を開催、平成23年度からは、国民、事業者、行政、学識経験者などの様々な主体参加による、「化学物質と環境に関する政策対話」を開催している。同政策対話では、参加メンバーから提起される議題などについて意見交換を行い、化学物質に関する国民の安全・安心の確保に向けた政策提言等を目指している。なお、会合は公開で開催され、資料や議論の内容は同省ウェブサイト上で公表するという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質管理 | 化学物質 | SAICM | ライフサイクル | 環境リスク | 化学物質と環境に関する政策対話 | 化学物質と環境円卓会議 | ICCM5
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