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 兵庫県、「兵庫県版レッドデータブック2011(地形・地質・自然景観・生態系)」を作成

発表日:2011.06.10


  兵庫県は、「兵庫県版レッドデータブック2011(地形・地質・自然景観・生態系)」を作成した。同県では、兵庫県版レッドデータブックを平成7年に他県にさきがけて策定し、平成15年に改訂を行ったが、新たな生物情報の蓄積が進んできたことから、平成21年度から2度目の改訂作業を分野別に進めている。今回、平成21年度の植物・植物群落の改訂に引き続き、平成22年度は地形・地質・自然景観について改訂作業を行うとともに、新たに全国初となる生態系のレッドリストを選定した。同県では、生態系のリストを作成することで、種を育む生育・生息環境の保全が必要な場所を明示し、種のみの保全でなく、生物多様性の保全につなげていければとしている。今後、同データブックの改訂は、23年度:昆虫類、24年度:鳥類、25年度:貝類・甲殻類・クモ形類・多足類、26年度:魚類、27年度:両生類・は虫類、28年度:ほ乳類と、進められる予定である。

情報源 兵庫県 記者発表資料
兵庫県版レッドデータブック2011(地形・地質・自然景観・生態系)
機関 兵庫県 (財)ひょうご環境創造協会
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 環境保全 | 兵庫県 | レッドリスト | 地質 | 地形 | 改訂 | レッドデータブック | 自然景観
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