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 環境省、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ第二回定例会合の結果を公表

発表日:2012.03.23


  環境省は、平成24年3月13日~14日にケニアのナイロビで開催された、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)第二回定例会合の結果を公表した。今回の会合では、「自然共生社会の実現に向けた戦略」をテーマに、同パートナーシップの総会と公開フォーラムが行われた。総会では、第1回定例会合後からこれまでのIPSI運営委員会の活動報告(43団体のIPSI新会員の承認、12件の新たな協力活動の承認、IPSI戦略の素案の発表等)を行った。公開フォーラムでは、基調講演に続き、1)災害リスクマネジメントを含む社会生態学的生産ランドスケープにおけるレジリエンスの把握と推進、2)社会生態学的生産ランドスケープの回復に関する経験の共有、3)伝統的知識の向上と若い後継者の育成を通じた地域コミュニティの活性化、の3つのテーマに関する分科会を中心として、情報共有や意見交換、さらに分科会を通じて浮き彫りにされたニーズや課題を踏まえての行動計画とそれに関する協力活動の立案が行われた。これにより、引き続き、今後の協力活動の実施に向けてフォローアップを行うことが決まった。なお、IPSI第3回定例会合については、生物多様性条約締約国第11回会合(インド・ハイデラバード)に合わせ開催する方向で調整中という。

情報源 環境省 報道発表資料
SATOYAMAイニシアティブ
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 自然共生社会 | 里山 | 生物多様性条約 | ケニア | SATOYAMAイニシアティブ | IPSI | 総会
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