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 林野庁、木質ペレット及びストーブ燃焼灰の放射性セシウム濃度の調査結果(中間報告)を公表

発表日:2012.03.27


  林野庁は、木質ペレット及びストーブ燃焼灰の放射性セシウム濃度の調査結果(中間報告)とりまとめ、公表した。その結果、全国各地で採取した木質ペレット23検体の放射性セシウム濃度は、検出下限濃度(1Bq/kg)未満~78Bq/kgとなり、これらのうち、東北地方等(岩手県、宮城県、福島県、山形県、群馬県)で製造された木質ペレット計13検体をペレットストーブで燃焼させた際に発生したストーブ燃焼灰の放射性セシウム濃度は、770~7,400Bq/kgとなった。また、木質ペレットの燃焼レベルが大きく、燃焼時間が長いほど、ストーブ燃焼灰の放射性セシウム濃度が高くなる傾向が見られたという。同庁では、今回の結果は検体数が十分ではなく、ストーブ燃焼灰が7,400Bq/kgの検体もあることから、今後8,000Bq/kg(放射性物質汚染対処特措法に基づく指定基準)を超えるものが出る可能性も否定できないとしており、今後も調査を継続し、平成24年9月までに全ての結果をとりまとめて公表する予定という。

情報源 林野庁 報道発表資料
機関 林野庁
分野 健康・化学物質
キーワード 林野庁 | 木質ペレット | 燃焼灰 | 放射性セシウム | ストーブ | 放射性物質汚染対処特措法 | 燃焼レベル | 燃焼時間 | 指定基準 | 中間報告
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