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 トヨタ自動車(株)、「定置用燃料電池大規模実証事業」に家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを継続提供

発表日:2008.05.09


  トヨタ自動車(株)は、燃料電池システム製造者として、2008年度まで延長された経済産業省「定置用燃料電池大規模実証事業」に参画する東邦ガス(株)へ、都市ガスを燃料とする、改良を加えた発電出力1kW級家庭用燃料電池コージェネレーションシステム24台を本年度も引き続き提供する。同社は、アイシン精機(株)と共同開発した定置用燃料電池システムに、貯湯ユニットを組み合わせた家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを2006年度から東邦ガスへ提供している。今回のシステムでは、燃料電池システムの発電効率は維持しつつ、熱回収回路を見直すなどの改良により、熱回収効率を従来型に比べ約20%(社内測定値)向上させ、家庭での一次エネルギー消費量やCO2排出量の一層の低減を実現している。なお、東邦ガスは、このシステムを今年度内に東海3県の一般家庭に随時設置し、実用化に必要な種々のデータを取得するという。

情報源 トヨタ自動車(株) ニュースリリース
機関 トヨタ自動車(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | コージェネレーション | トヨタ自動車
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