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東日本旅客鉄道（株）、蓄電池駆動電車システムを採用した新型車両を烏山線に導入
発表日：2012.11.06
東日本旅客鉄道（株）（JR東日本）は、蓄電池駆動電車システムを採用した新型車両を、烏山線に導入すると発表した。同システムは、車両に大容量の蓄電池を搭載して非電化区間の走行を可能にするもので、気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や、二酸化炭素・騒音の低減を実現する。この電車は、電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力により走行すると同時に蓄電池を充電する一方、非電化区間では、蓄電池の電力で走行し、一部の駅に設置する専用の充電設備において、走行に必要な充電を行う。今回、非電化区間である烏山線の宝積寺駅～烏山駅間での走行試験により実用性を確認できたことから、同線に新型車両を導入することとなった。同社では、2014年春頃に営業運転を開始し、最終的には、同線の気動車全数を新型車両に置き換える予定という。
