ラムサール条約事務局によると、オーストラリアは、ビクトリア州西部に位置するグレネルグ河口とディスカバリー湾の2万2000ヘクタールを、同国66番目となる「国際的に重要な湿地(ラムサール登録湿地)」に指定した。75キロメートルに及ぶ河口、海洋沿岸域湿地の砂丘系、及び淡水湿地帯が広がるこの地は、手つかずの貴重な泥炭沼沢地や砂丘のくぼみにできる湿地を擁している。鳥類では絶滅危惧IB類に分類されるオーストラリアサンカノゴイなど95種の水鳥が、また、魚類では絶滅危惧Ⅱ類のガラクシエラ・プシラをはじめとする14の在来種が、同地を生息・生育場所としている。加えて、海水と淡水の間を移動する種が行き来し、偏性水生生物が渇水の際に身を寄せる場所でもある。さらに同地には、湿地に生息するムカシイトトンボ(絶滅危惧IB類)の世界の個体数の5%近くが集まっている可能性がある。この地域は観光地としてウォーキングやキャンプ、釣り等を楽しむ人が訪れるほか、先住民にとっても文化的に重要な土地だという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ラムサール条約 プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | オーストラリア、ディスカバリー湾など水鳥や在来魚の生息地2万2000ヘクタールをラムサール湿地に指定 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2018/08/10 |
要約 | ラムサール条約事務局によると、オーストラリアは、ビクトリア州西部に位置するグレネルグ河口とディスカバリー湾の2万2000ヘクタールを、同国66番目となる「国際的に重要な湿地(ラムサール登録湿地)」に指定した。75キロメートルに及ぶ河口、海洋沿岸域湿地の砂丘系、及び淡水湿地帯が広がるこの地は、手つかずの貴重な泥炭沼沢地や砂丘のくぼみにできる湿地を擁している。鳥類では絶滅危惧IB類に分類されるオーストラリアサンカノゴイなど95種の水鳥が、また、魚類では絶滅危惧Ⅱ類のガラクシエラ・プシラをはじめとする14の在来種が、同地を生息・生育場所としている。加えて、海水と淡水の間を移動する種が行き来し、偏性水生生物が渇水の際に身を寄せる場所でもある。さらに同地には、湿地に生息するムカシイトトンボ(絶滅危惧IB類)の世界の個体数の5%近くが集まっている可能性がある。この地域は観光地としてウォーキングやキャンプ、釣り等を楽しむ人が訪れるほか、先住民にとっても文化的に重要な土地だという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ラムサール条約 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ラムサール条約 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | ディスカバリー湾、オーストラリアサンカノゴイ、オーストラリア、ラムサール条約事務局、ビクトリア州西部、グレネルグ河口、ガラクシエラ・プシラ、偏性水生生物、ムカシイトトンボ |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 100065 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2018/08/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=24809 |
---|