海外の環境保全に関する最新動向として、国際機関や諸外国の行政・研究機関等のニュースを紹介しています。
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2021.01.07国立科学財団、熱ストレスを受けたサンゴの診断指標を開発したと報告
国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、熱ストレスを受けたサンゴを識別する新しい方法が明らかになった。ハワイ海洋生物学研究所の水槽で、熱に強い種類のサンゴと、熱に弱い種類のサンゴを数週間、暖かい海水...
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2021.01.07国立科学財団、米国の淡水の塩分濃度が上昇する塩害問題を報告
国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、米国全土の河川、湖沼、貯水池の塩分濃度が急速に上昇しており、生態系を脅かすと共に、飲料水と食糧供給の安全性を脅かしていることが明らかになった。原因としては、冬...
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2021.01.06アメリカ環境保護庁、再生可能エネルギー分野で発生する廃棄物に関する説明資料を発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、太陽電池パネル、電気自動車用のリチウムイオン電池、風力発電設備が耐用年数を終えた後に発生する廃棄物のリサイクルと安全な処分に関して、今後直面する困難さをまとめた資料を発表し...
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2021.01.06世界資源研究所、直接空気回収による二酸化炭素回収技術を報告
世界資源研究所(WRI)は、温室効果ガス(GHG)の排出量削減目標を達成するためには、通常の削減手段だけではなく、空気中の炭素を直接除去する二酸化炭素除去(CDR)技術が必要であるとして、その中でも有望な直接空気...
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2021.01.06中国科学院、エアロゾルの影響を組み込んだ新しい気候モデルを実装
中国科学院(CAS)大気物理学研究所(IAP)は、日本の国立環境研究所、九州大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との長期的な協力により、「SPRINTARS」と呼ばれるエアロゾルモジュールを中国が独自に開発した全球気候モデ...
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2021.01.05国立科学財団、アマゾンの熱帯雨林のストレスを検出するためにドローンを使った観測を実施
国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、ハーバード大学の研究者チームは、「森の匂いを嗅ぐ」ことで、地球上で重要な二酸化炭素(CO2)吸収源であるアマゾンの熱帯雨林が、CO2発生源の一つになるかもしれない転換...
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2021.01.04国連環境計画、世界的なリン問題を解決することで食糧安全保障の実現とリン汚染の削減を目指すと報告
国連環境計画(UNEP)は、世界のリン循環が壊れているとして、作物の収量を増やすために世界中で使われてきた窒素、リン、カリウムを含む合成肥料の過剰使用を防ぎ、湖や川、沿岸の富栄養化を防ぐ必要がある一方で、...
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2021.01.04気候変動に関する政府間パネル、第3作業部会の第6次評価報告書第2次草案を公開
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、第6次評価報告書(AR6)の作業を進めているが、専門家による第2次草案の査読のために、第3作業部会の草案を2021年1月18日から3月14日まで公開する。同草案には、政策決定者向け要...
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2020.12.21国連環境計画、サンゴの将来の白化予測をまとめた報告書を公開
国連環境計画(UNEP)は、新たな報告書「IPCCのCMIP6モデルを用いた将来のサンゴの白化予測」を公表し、2014年に始まって36か月間続いた史上最長で最も広範囲に起きた世界的なサンゴの白化現象は、今後数十年のうちに常態...
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2020.12.18欧州連合、強力な温室効果ガスHFCの削減は順調と報告
欧州委員会(EC)は、「欧州連合(EU)市場におけるハイドロフルオロカーボン(HFC)の利用可能性」と題する報告書を発表した。EUでは強力な温暖化効果を持つHFCの使用を大幅に削減するために2015年にHFCの割当制度を導入...