海外の環境保全に関する最新動向として、国際機関や諸外国の行政・研究機関等のニュースを紹介しています。
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2021.04.06フィンランド環境研究所、バレンツ地域の汚染削減のための国際協力の継続で合意したと報告
フィンランド環境研究所(SYKE)は、フィンランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデンのバレンツ地域周辺4か国の外務大臣が参加した会議で、同地域における環境問題が高い優先順位にあることを確認したと報告した。2010...
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2021.04.05アメリカ国立科学財団、サンゴの白化現象における「隠蔽種」の反応が異なることを発見
アメリカ国立科学財団(NSF)が資金提供したフランス領ポリネシアのモーレア島のサンゴ礁長期生態研究サイトでの研究は、遺伝的に多様な海の無脊椎動物の海洋温暖化に対する反応に違いがあることを発見し、サンゴ礁の...
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2021.04.05アメリカ国立科学財団、ミシシッピ川の整備によって副次的に大気中の炭素が削減されていたと報告
アメリカ国立科学財団(NSF)が助成した研究によって、ミシシッピ川の整備が意図しない好影響をもたらした可能性があることが分かった。過去1世紀の間にミシシッピ川からメキシコ湾へ植物の残骸や土壌、岩石などが運...
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2021.04.05アメリカ航空宇宙局、グリーンランドの氷床の移動速度に与える要因を報告
アメリカ航空宇宙局(NASA)が助成した研究により、グリーンランドの氷床下で起きている複雑なプロセスが明らかになった。氷床の表面にはムーランと呼ばれる管状の穴があり、そこから融解水が氷の底に流れ込むが、そ...
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2021.04.01中国科学院、チベット高原の温暖化は予想以上に急速に起きると報告
中国科学院(CAS)大気物理学研究所(IAP)の研究者らは、「世界の屋根」として知られるチベット高原は、気候モデルの予測よりも早く温暖化する可能性があると報告した。この研究では、観測された温暖化における様々な...
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2021.03.30アメリカ国立科学財団、カリフォルニアの危機に瀕した「ケルプの森」をラッコが守っていると報告
アメリカ国立科学財団(NSF)が助成した研究において、ラッコが多く生息する海域でウニが大発生した理由と、その時のラッコの反応、そしてカリフォルニア州の「ケルプの森」への影響を解明するため、モントレー湾で3...
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2021.03.29アメリカ国立科学財団、北極圏の気候条件の変化が脆弱な生物に与える影響を報告
アメリカ国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、ロシアのヤマル半島の北側と南側にてホッキョクギツネの歯の状態を地理的かつ時間的に比較した結果、北側の方は、好んで捕食する小型のげっ歯類ではなく大きな獲...
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2021.03.29欧州委員会と国連環境計画、中南米における環境問題に共同で対処するための優先事項を設定
欧州委員会(EC)と国連環境計画(UNEP)は、ラテンアメリカ・カリブ海(LAC)地域におけるCOVID-19パンデミックからの回復に伴い、気候変動、生物多様性の損失、汚染という3つの危機に取り組むことを目的とし、LAC地域にお...
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2021.03.22ドイツ連邦環境庁、水を汚染する化学物質の削減を目指して連邦微量物質センターを設立
ドイツ連邦環境省(BMU)とドイツ連邦環境庁(UBA)は、「世界水の日」となる2021年3月22日に水を汚染する医薬品、洗剤、殺虫剤、農薬といった多くの化学物質に関する「微量物質戦略」のパイロットフェーズの結果を発表...
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2021.03.22国連環境計画、未利用資源である排水・排泄物の活用を提唱する報告書を発表
国連環境計画(UNEP)はストックホルム環境研究所(SEI)と共同で、「世界水の日」(3月22日)に「Sanitation, Wastewater Management and Sustainability」の第2版を発行した。世界人口の50%の排泄物が処理されずに廃棄されており、公衆衛...