富士経済、全固体型リチウム二次電池の世界市場を予測

(株)富士経済は、電気自動車(EV)向け中心とした市場形成が期待されている全固体型リチウム二次電池の世界市場を予測した。世界の各国の環境規制に対応するため、自動車メーカーは環境対応車の開発、投入を進めており、英国やフランスでは期限を決めて内燃機関車の販売を規制する動きも見られ、EVへのシフトが一層加速すると思われる。しかし、EV向けリチウムイオン二次電池には、航続距離延長や安全性の向上などの面で課題も多い。そのため、新たな電池として全固体型リチウム二次電池の開発も進められており、2020年代には硫化物系、酸化物系の順に市場の形成・拡大が図られると同社は見ている。参入企業等へのヒアリング、関連文献調査および社内データベースの併用により、総合的な調査分析を行った結果、2035年の全固体型リチウム二次電池の世界市場は約1,300倍(2017年比)の2兆7,877億円に達すると結論している。

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