花王(株)、東京大学および九州工業大学の共同研究グループは、結晶シリコン太陽電池のエネルギー変換効率の理論的な限界を超える「中間バンド型太陽電池」の要素技術開発の成果を紹介した。中間バンド型太陽電池は、半導体の価電子帯と伝導帯の中間的な位置に電子が入る「中間バンド」を形成することで、両者のエネルギー差(バンドギャップエネルギー)よりも低いエネルギーを持った光を2回吸収し、高い電圧を生成するとされ、実用化が期待されている太陽電池。既往の研究開発(液中におけるナノ界面・分散・結晶制御技術、太陽電池評価・解析技術)の成果を用いて、ナノレベルで分散、安定させたコート液を用いた製法(液相法)により、量子ドットを高密度充填し、同型太陽電池に不可欠とされるナノ構造体(光吸収層)の作製に成功した。当該ナノ構造体を含む太陽電池の評価を行ったところ、中間バンドを介した2段階光吸収により発電しており、中間バンド型太陽電池として機能していることが確認されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 花王 ニュースリリース 【オンライン情報源2】 東京大学 先端科学技術研究センター プレスリリース 【オンライン情報源3】 九州工業大学 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 花王など、中間バンド型太陽電池の「光吸収層」製造技術を紹介 |
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日付1 |
刊行日: 2019/01/11 |
要約 | 花王(株)、東京大学および九州工業大学の共同研究グループは、結晶シリコン太陽電池のエネルギー変換効率の理論的な限界を超える「中間バンド型太陽電池」の要素技術開発の成果を紹介した。中間バンド型太陽電池は、半導体の価電子帯と伝導帯の中間的な位置に電子が入る「中間バンド」を形成することで、両者のエネルギー差(バンドギャップエネルギー)よりも低いエネルギーを持った光を2回吸収し、高い電圧を生成するとされ、実用化が期待されている太陽電池。既往の研究開発(液中におけるナノ界面・分散・結晶制御技術、太陽電池評価・解析技術)の成果を用いて、ナノレベルで分散、安定させたコート液を用いた製法(液相法)により、量子ドットを高密度充填し、同型太陽電池に不可欠とされるナノ構造体(光吸収層)の作製に成功した。当該ナノ構造体を含む太陽電池の評価を行ったところ、中間バンドを介した2段階光吸収により発電しており、中間バンド型太陽電池として機能していることが確認されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】花王 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】花王 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】東京大学 先端科学技術研究センター 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学 先端科学技術研究センター 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】九州工業大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州工業大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 2段階光吸収、東京大学、花王、九州工業大学、光吸収層、結晶シリコン太陽電池、中間バンド型太陽電池、バンドギャップエネルギー、量子ドット、ナノ構造体 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101859 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/01/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26155 |
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