環境省は、足寄町(北海道足寄郡)と共に取り組んできた、阿寒摩周国立公園特別保護地区内の国指定天然記念物「オンネトー湯の滝」における外来魚駆除対策の成果を紹介した。昭和60年以降、滝下の湯だまり等に熱帯性外来魚(ナイルティラピア、グッピー)が放たれ、マンガン鉱物生成に必要な藻類等の急激に減少した。そのため、平成11年から足寄町教育委員会等による漁網による捕獲や電気ショッカー等を用いた駆除が始まり、平成18年から同省も加わり、捕獲規模を拡大するとともに、有識者・関係者による評価検討の結果を踏まえた生態系維持回復事業計画(平成25年策定)に基づく対策(湯だまり等に流入する温泉水の迂回、沢水の引き込みによる水温低下)が進められてきた。外来魚の捕獲数は平成21年度に15,000匹以上であったが、年々減少し、平成29年・平成30年は捕獲・確認されなくなった。野外に定着した熱帯性外来種を、駆除により根絶させた全国初の事例であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境省 報道発表資料 |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 環境省、阿寒摩周国立公園「オンネトー湯の滝」における外来魚駆除対策の成果を紹介 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2019/01/22 |
要約 | 環境省は、足寄町(北海道足寄郡)と共に取り組んできた、阿寒摩周国立公園特別保護地区内の国指定天然記念物「オンネトー湯の滝」における外来魚駆除対策の成果を紹介した。昭和60年以降、滝下の湯だまり等に熱帯性外来魚(ナイルティラピア、グッピー)が放たれ、マンガン鉱物生成に必要な藻類等の急激に減少した。そのため、平成11年から足寄町教育委員会等による漁網による捕獲や電気ショッカー等を用いた駆除が始まり、平成18年から同省も加わり、捕獲規模を拡大するとともに、有識者・関係者による評価検討の結果を踏まえた生態系維持回復事業計画(平成25年策定)に基づく対策(湯だまり等に流入する温泉水の迂回、沢水の引き込みによる水温低下)が進められてきた。外来魚の捕獲数は平成21年度に15,000匹以上であったが、年々減少し、平成29年・平成30年は捕獲・確認されなくなった。野外に定着した熱帯性外来種を、駆除により根絶させた全国初の事例であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】環境省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】環境省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】足寄町 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】足寄町 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 環境省、足寄町、阿寒摩周国立公園、オンネトー湯の滝、熱帯性外来魚、ナイルティラピア、グッピー、生態系維持回復事業計画 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101969 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/01/24 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26226 |
---|