アメリカ海洋大気庁(NOAA)の気候予測センターはエルニーニョが発生したと発表した。今回は勢力が弱く、これから春にかけて地球規模の重大な影響はないと予想されるが、今後数カ月にわたりアメリカ南部で降雨量が増える可能性がある。2019年春季を通してエルニーニョが続く確率は約55%だという。エルニーニョは太平洋赤道域の海面水温が平年より高くなる現象で、発生すると通常、アメリカ北部では冬から春にかけて平年より降雨量が少なく高温、南部では平年より降雨量が多く低温となる。アメリカ西部の一部でこの冬、降雨量が平年を上回ったが、NOAAによると、その一部はエルニーニョではなく、熱帯域で雲、降雨、気圧など大気の攪乱が30~60日周期で東進する「マッデン・ジュリアン振動」(MJO)による季節内変動に関連しているという。昨年冬は2017年10月に発生したラニーニャが2018年4月まで続いた。NOAAは引き続きエルニーニョを監視し、次の月間速報を3月14日に発表する予定である。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース 【オンライン情報源2】 マッデン・ジュリアン振動について |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ海洋大気庁、弱いエルニーニョが発生と発表 |
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日付1 |
刊行日: 2019/02/14 |
要約 | アメリカ海洋大気庁(NOAA)の気候予測センターはエルニーニョが発生したと発表した。今回は勢力が弱く、これから春にかけて地球規模の重大な影響はないと予想されるが、今後数カ月にわたりアメリカ南部で降雨量が増える可能性がある。2019年春季を通してエルニーニョが続く確率は約55%だという。エルニーニョは太平洋赤道域の海面水温が平年より高くなる現象で、発生すると通常、アメリカ北部では冬から春にかけて平年より降雨量が少なく高温、南部では平年より降雨量が多く低温となる。アメリカ西部の一部でこの冬、降雨量が平年を上回ったが、NOAAによると、その一部はエルニーニョではなく、熱帯域で雲、降雨、気圧など大気の攪乱が30~60日周期で東進する「マッデン・ジュリアン振動」(MJO)による季節内変動に関連しているという。昨年冬は2017年10月に発生したラニーニャが2018年4月まで続いた。NOAAは引き続きエルニーニョを監視し、次の月間速報を3月14日に発表する予定である。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | アメリカ海洋大気庁、エルニーニョ、マッデン・ジュリアン振動、MJO、気候予測センター |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102190 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/02/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=26421 |
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