(国研)農業・食品産業技術総合研究機構は、セイヨウミツバチの「尻振りダンス(8の字ダンス)」を自動解読する技術を開発したと発表した。ミツバチのダンスは、巣の仲間に花粉や蜜などの在り処を伝達する同種特有の行動で、ダンスの向きが太陽との角度を、ダンスの継続時間が距離の情報を表すと言われている。ミツバチ飼養環境の保全などを目的として、ダンス情報から採餌範囲を読み取る技術の確立が求められているが、人が巣箱ごとに観察・解読する方法は効率が悪く、日変化や季節変化の把握などは困難であった。今回、野外使用に適した「一般的なビデオカメラ」で巣箱の内部を撮影し、流体の動きを計測する手法(市販のソフトウェア使用)を用いて取得した画像を解析したところ、採餌に出かけて巣に戻った働きバチのダンスを熟練者が解読した結果と同レベルの採餌範囲密度「推定マップ(250 mメッシュ)」の出力に成功した。花粉交配用ミツバチの増殖や国産蜂蜜の増産に資する、現場技術としての展開が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 農業・食品産業技術総合研究機構 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 農研機構、セイヨウミツバチの8の字ダンスを自動解読する技術を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2019/05/30 |
要約 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構は、セイヨウミツバチの「尻振りダンス(8の字ダンス)」を自動解読する技術を開発したと発表した。ミツバチのダンスは、巣の仲間に花粉や蜜などの在り処を伝達する同種特有の行動で、ダンスの向きが太陽との角度を、ダンスの継続時間が距離の情報を表すと言われている。ミツバチ飼養環境の保全などを目的として、ダンス情報から採餌範囲を読み取る技術の確立が求められているが、人が巣箱ごとに観察・解読する方法は効率が悪く、日変化や季節変化の把握などは困難であった。今回、野外使用に適した「一般的なビデオカメラ」で巣箱の内部を撮影し、流体の動きを計測する手法(市販のソフトウェア使用)を用いて取得した画像を解析したところ、採餌に出かけて巣に戻った働きバチのダンスを熟練者が解読した結果と同レベルの採餌範囲密度「推定マップ(250 mメッシュ)」の出力に成功した。花粉交配用ミツバチの増殖や国産蜂蜜の増産に資する、現場技術としての展開が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】農業・食品産業技術総合研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農業・食品産業技術総合研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 農業・食品産業技術総合研究機構、農研機構、セイヨウミツバチ、8の字ダンス、自動解読、ビデオカメラ、採餌範囲 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 102963 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/05/31 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27022 |
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