イギリス気象庁(MetOffice)は、2019年7月25日にケンブリッジ大学植物園で観測した38.7℃をイギリス公式記録史上の最高気温と確定した。2003年8月のケント州フェイバーシャムの記録38.5℃を更新した。同植物園内の観測所は24時間ごとに記録を公表するが、月次で報告する観測所もあり、さらに高い気温が記録されていた可能性もある。この日を含む週は欧州中部・西部で猛暑が続き、イギリスのほかベルギー、ドイツ、オランダが過去最高気温を更新した。イギリス東方に高気圧が、西方に低気圧があり、この気圧配置が、北アフリカから欧州大陸に流れ込んでいた高温の大気をイギリスに呼び込んだ。これは、2019年6月下旬の猛暑と同じ構造である。北アフリカの一部の気温はすでに産業革命前より約2.0℃上昇しており、欧州では熱波の発生可能性と強度が増し、イギリスも温暖化の進行の速い近隣諸国の影響を受けて40.0℃を記録するリスクが高まっているという。2018年に、MetOfficeは、2018年のような猛暑の発生可能性は気候変動のない場合の30倍と発表している。
情報源 |
【オンライン情報源1】 イギリス気象庁(MetOffice) ニュース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | イギリス気象庁、2019年7月25日にイギリス最高気温を更新したと確定 |
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日付1 |
刊行日: 2019/07/29 |
要約 | イギリス気象庁(MetOffice)は、2019年7月25日にケンブリッジ大学植物園で観測した38.7℃をイギリス公式記録史上の最高気温と確定した。2003年8月のケント州フェイバーシャムの記録38.5℃を更新した。同植物園内の観測所は24時間ごとに記録を公表するが、月次で報告する観測所もあり、さらに高い気温が記録されていた可能性もある。この日を含む週は欧州中部・西部で猛暑が続き、イギリスのほかベルギー、ドイツ、オランダが過去最高気温を更新した。イギリス東方に高気圧が、西方に低気圧があり、この気圧配置が、北アフリカから欧州大陸に流れ込んでいた高温の大気をイギリスに呼び込んだ。これは、2019年6月下旬の猛暑と同じ構造である。北アフリカの一部の気温はすでに産業革命前より約2.0℃上昇しており、欧州では熱波の発生可能性と強度が増し、イギリスも温暖化の進行の速い近隣諸国の影響を受けて40.0℃を記録するリスクが高まっているという。2018年に、MetOfficeは、2018年のような猛暑の発生可能性は気候変動のない場合の30倍と発表している。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】イギリス気象庁(MetOffice) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】イギリス気象庁(MetOffice) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):イギリス |
キーワード | イギリス、産業革命、イギリス気象庁、温暖化、最高気温、ケンブリッジ大学植物園、最高気温更新、は気候変動 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 103561 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/08/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=27468 |
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