パシフィックコンサルタンツ(株)(PCKK)、北海道大学および兵庫県立大学を中心とする研究チームは、環境DNAによるザリガニ分布調査の成果や、生物分布モニタリング手法としての活用可能性などを発表した。同研究チームは、札幌市近郊の河川上流域においてニホンザリガニ生息域調査に取り組み、環境DNAを用いた調査が個体の捕獲調査よりも簡便であることを確認している(既報:2016年6月)。今回、同年実施したザリガニ類の分布調査について、調査の概要や、ウチダザリガニ(外来種)の分布拡大を示す成果などを発表した。北海道釧路市近郊の河川の上流域・44箇所で沢水を1リットルずつ採水し、リアルタイムPCR法による解析を行った結果、ニホンザリガニ(在来種)とウチダザリガニの特異的なDNA断片(PCR用プライマー)の検出に成功し、ニホンザリガニのほとんどの生息域にウチダザリガニが侵入し、69cmの落差を乗り越えて上流側に分布拡大していることが示唆された。水中に生息する生物全般のモニタリングへの応用が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 パシフィックコンサルタンツ(株) ニュース 【オンライン情報源2】 北海道大学 プレスリリース(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | PCKKと北大など、環境DNAによる生物分布モニタリング事例を紹介 |
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日付1 |
刊行日: 2019/08/06 |
要約 | パシフィックコンサルタンツ(株)(PCKK)、北海道大学および兵庫県立大学を中心とする研究チームは、環境DNAによるザリガニ分布調査の成果や、生物分布モニタリング手法としての活用可能性などを発表した。同研究チームは、札幌市近郊の河川上流域においてニホンザリガニ生息域調査に取り組み、環境DNAを用いた調査が個体の捕獲調査よりも簡便であることを確認している(既報:2016年6月)。今回、同年実施したザリガニ類の分布調査について、調査の概要や、ウチダザリガニ(外来種)の分布拡大を示す成果などを発表した。北海道釧路市近郊の河川の上流域・44箇所で沢水を1リットルずつ採水し、リアルタイムPCR法による解析を行った結果、ニホンザリガニ(在来種)とウチダザリガニの特異的なDNA断片(PCR用プライマー)の検出に成功し、ニホンザリガニのほとんどの生息域にウチダザリガニが侵入し、69cmの落差を乗り越えて上流側に分布拡大していることが示唆された。水中に生息する生物全般のモニタリングへの応用が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】パシフィックコンサルタンツ(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】パシフィックコンサルタンツ(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】北海道立総合研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道立総合研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | モニタリング、北海道大学、兵庫県立大学、パシフィックコンサルタンツ、環境DNA、ニホンザリガニ、ザリガニ、PCR用プライマー、ウチダザリガニ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 103590 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/08/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27497 |
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