フルヤ金属(株)と京都大学による研究グループは、(国研)科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業において、ナノスケールの合金を量産化する技術を開発し、自動車排ガスを浄化する触媒を開発したと発表した。現在、固溶(元素が均一)したナノ合金(固溶ナノ合金)の微細粒子は工業的に得られておらず、また金属元素を任意の割合で自由に混ぜることは難しい。同研究グループは、新たな材料の実用化を加速させるため、連続生産が可能なフロー式装置を設計した。その装置により得られた合金の中には、自動車排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の浄化触媒として用いられているロジウム触媒より優れたものを見出した。今回開発された量産化技術は、高温・高圧下で複数の金属イオンを同時還元することによって原子レベルで自在に混ぜ合わせられる固溶ナノ合金量産製造技術であり、今後、電極触媒や化学プロセス触媒を始めとする電子材料や光学材料、磁性材料など幅広い分野の需要に応えた固溶ナノ合金の開発が期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (株)フルヤ金属 NEWS(PDF) 【オンライン情報源2】 京都大学 研究成果 【オンライン情報源3】 科学技術振興機構 プレス一覧 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | フルヤ金属と京大、NOx削減に資する「固溶ナノ合金の量産化技術」の開発および活用事例を紹介 |
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日付1 |
刊行日: 2019/10/01 |
要約 | フルヤ金属(株)と京都大学による研究グループは、(国研)科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業において、ナノスケールの合金を量産化する技術を開発し、自動車排ガスを浄化する触媒を開発したと発表した。現在、固溶(元素が均一)したナノ合金(固溶ナノ合金)の微細粒子は工業的に得られておらず、また金属元素を任意の割合で自由に混ぜることは難しい。同研究グループは、新たな材料の実用化を加速させるため、連続生産が可能なフロー式装置を設計した。その装置により得られた合金の中には、自動車排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の浄化触媒として用いられているロジウム触媒より優れたものを見出した。今回開発された量産化技術は、高温・高圧下で複数の金属イオンを同時還元することによって原子レベルで自在に混ぜ合わせられる固溶ナノ合金量産製造技術であり、今後、電極触媒や化学プロセス触媒を始めとする電子材料や光学材料、磁性材料など幅広い分野の需要に応えた固溶ナノ合金の開発が期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(株)フルヤ金属 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)フルヤ金属 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
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【組織名】京都大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】京都大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
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分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | フロー式、窒素酸化物、触媒、京都大学、JST、量産化、排ガス、戦略的創造研究推進事業、フルヤ金属、固溶ナノ合金 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104124 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/10/03 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=27904 |
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