森林総合研究所、タイ王室林野局および国際農林水産業研究センターの研究グループは、タイのチーク林の炭素蓄積量(地下部を含む)評価に役立つ「バイオマス推定式」を開発したと発表した。「チーク(Tectona grandis)」は熱帯アジア原産の樹木で、高級家具材や建築材として利用されてきた。成長が早い樹種であるため、中南米やアフリカにもチーク植林地が拡がっており、炭素吸収源として軽視できないものとなっている。タイには世界有数のチーク林が存在しているが、地上部のバイオマス推定式は限られた地域でしか作られておらず、地下部の推定式を作るためのデータは皆無に近い状況であった。同研究グループは、タイ全土の18ヶ所でチークの伐採や根の掘り起こしを行い、地上部(葉、幹・枝)と地下部の重量を測定し、各部の総バイオマス(単位:kg)と幹の直径との関係などを分析した。その結果、調査地点間の差がほとんど無く、一つの式でチークのバイオマスを推定できることが明らかになったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 森林研究・整備機構森林総合研究所 研究紹介 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 森林総研など、タイ全土のチーク林に適用できるバイオマス推定式を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2019/12/06 |
要約 | 森林総合研究所、タイ王室林野局および国際農林水産業研究センターの研究グループは、タイのチーク林の炭素蓄積量(地下部を含む)評価に役立つ「バイオマス推定式」を開発したと発表した。「チーク(Tectona grandis)」は熱帯アジア原産の樹木で、高級家具材や建築材として利用されてきた。成長が早い樹種であるため、中南米やアフリカにもチーク植林地が拡がっており、炭素吸収源として軽視できないものとなっている。タイには世界有数のチーク林が存在しているが、地上部のバイオマス推定式は限られた地域でしか作られておらず、地下部の推定式を作るためのデータは皆無に近い状況であった。同研究グループは、タイ全土の18ヶ所でチークの伐採や根の掘り起こしを行い、地上部(葉、幹・枝)と地下部の重量を測定し、各部の総バイオマス(単位:kg)と幹の直径との関係などを分析した。その結果、調査地点間の差がほとんど無く、一つの式でチークのバイオマスを推定できることが明らかになったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】森林研究・整備機構森林総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】森林研究・整備機構森林総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国際農林水産業研究センター 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国際農林水産業研究センター 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 地下部、森林、バイオマス、タイ、森林総合研究所、吸収源、国際農林水産業研究センター、炭素蓄積量、チーク、熱帯アジア |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104768 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/12/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28422 |
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