横浜国大など、アルカリ性建設汚泥の再生利用技術を特許出願・実用化

横浜国立大学は、domi環境(株)ほか2社および(一社)再資源化研究機構と共に、アルカリ性建設汚泥を中性化し、再生土を製造する技術を開発し、特許出願したと発表した。建設汚泥の再資源化率はアスファルト塊やコンクリート塊よりも低く、再生利用の阻害要因となっている高アルカリ性の調製や、中和処理における労力削減などが課題となっている。同大学などのチームは、平成26年から3年間実施した共同研究の成果を踏まえて、平成29年から建設汚泥を既存の改質剤・機械・設備等で安価、大量に中性化 する技術の実用化研究を進めてきた。今回、5つの工程(建設汚泥の改質固化、養生、ほぐし造立、水和反応促進養生および炭酸ガス接触)からなる一連の処理によって、pH9以上の汚泥を最終的にpH8.6以下に中和できる技術を確立し、環境負荷の少ない高品質の再生土製造方法を特許出願したという。

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