総合地球環境学研究所(地球研)ほか国内2大学およびノルウェー生命科学大学の研究グループは、食のカーボンフットプリント(以下「CFP」)を分析し、CFPの多寡に応じた削減方策を提示した。CFP削減を図るために、牛肉・豚肉の消費を減らし、鶏肉・野菜中心の食生活への転換が必要という認識が広がりつつある。同研究グループは、そうした食生活への転換の効果を家計消費レベルで解明するために、「全国消費実態調査(総務省)」のデータを用いてCFPを推計し、CFPの大きさに基づいてグループ分けを行い、消費項目を比較検討した。その結果、肉類消費量についてはグループ間に顕著な差が見られなかったが、CFPの多いグループではアルコール飲料や菓子類の消費や、レストラン利用頻度が高いことが分かった。多くの世帯で鶏肉や野菜等中心の食生活への転換を進めるとともに、とりわけCFPの多い世帯においてはアルコール飲料消費の低減等を図ることが有効であり、元来牛肉の消費量が少ない日本のみならず、多くの国々にとって有用な知見であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 総合地球環境学研究所 リリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 地球研など、食のカーボンフットプリント削減に向けた新しい消費スタイルを提示 |
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日付1 |
刊行日: 2019/12/20 |
要約 | 総合地球環境学研究所(地球研)ほか国内2大学およびノルウェー生命科学大学の研究グループは、食のカーボンフットプリント(以下「CFP」)を分析し、CFPの多寡に応じた削減方策を提示した。CFP削減を図るために、牛肉・豚肉の消費を減らし、鶏肉・野菜中心の食生活への転換が必要という認識が広がりつつある。同研究グループは、そうした食生活への転換の効果を家計消費レベルで解明するために、「全国消費実態調査(総務省)」のデータを用いてCFPを推計し、CFPの大きさに基づいてグループ分けを行い、消費項目を比較検討した。その結果、肉類消費量についてはグループ間に顕著な差が見られなかったが、CFPの多いグループではアルコール飲料や菓子類の消費や、レストラン利用頻度が高いことが分かった。多くの世帯で鶏肉や野菜等中心の食生活への転換を進めるとともに、とりわけCFPの多い世帯においてはアルコール飲料消費の低減等を図ることが有効であり、元来牛肉の消費量が少ない日本のみならず、多くの国々にとって有用な知見であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】総合地球環境学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】総合地球環境学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | アルコール飲料、カーボンフットプリント、消費量、総合地球環境学研究所、野菜、食生活、家計消費、牛肉、鶏肉、全国消費実態調査 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104951 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/12/27 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28544 |
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