物質・材料研究機構(NIMS)と産業技術総合研究所(産総研)は、野菜や果物から放出されるエチレンを常時モニタリングできる小型センサを開発した。エチレンは野菜等の熟成を促進させる植物ホルモンの一種であるが、過剰に存在すると腐敗が進行してしまう。市販されているエチレン検出用小型センサは高温(200~300℃)で駆動させる必要があり、エチレン濃度のモニタリング時にアルコールなどを誤検出することがあった。両者は、エチレンをアセトアルデヒドに変換する触媒、アセトアルデヒドと反応して酸性ガスを発生する試薬、酸性ガスを検出する電極の3つの要素技術を組合せ、室温付近(40℃)で、エチレンを選択的かつ高感度に検出できる小型センサを実現した。アセトアルデヒト変換触媒は、空気を通過させるだけで、繰り返し利用することが可能で、野菜や果物の最適な輸送・保管管理や、食べ頃の調整の他、食品ロスの削減につながることが期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 物質・材料研究機構 プレスリリース 【オンライン情報源2】 産業技術総合研究所 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | NIMSと産総研、食品ロスの削減に役立つ小型センサを開発 |
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日付1 |
刊行日: 2020/05/12 |
要約 | 物質・材料研究機構(NIMS)と産業技術総合研究所(産総研)は、野菜や果物から放出されるエチレンを常時モニタリングできる小型センサを開発した。エチレンは野菜等の熟成を促進させる植物ホルモンの一種であるが、過剰に存在すると腐敗が進行してしまう。市販されているエチレン検出用小型センサは高温(200~300℃)で駆動させる必要があり、エチレン濃度のモニタリング時にアルコールなどを誤検出することがあった。両者は、エチレンをアセトアルデヒドに変換する触媒、アセトアルデヒドと反応して酸性ガスを発生する試薬、酸性ガスを検出する電極の3つの要素技術を組合せ、室温付近(40℃)で、エチレンを選択的かつ高感度に検出できる小型センサを実現した。アセトアルデヒト変換触媒は、空気を通過させるだけで、繰り返し利用することが可能で、野菜や果物の最適な輸送・保管管理や、食べ頃の調整の他、食品ロスの削減につながることが期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】物質・材料研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】物質・材料研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 熟成、触媒、エチレン、アセトアルデヒド、食品ロス、野菜、果物、植物ホルモン、腐敗、小型センサ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106012 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/05/15 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29413 |
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