北海道大学などの研究グループは、地域の産業発展や豪雨や洪水(以下「災害イベント」)が造礁サンゴ骨格の成長におよぼす影響を解明した。サンゴ礁は、地球温暖化や淡水流入などの自然要因,沿岸域の土地開発などの人為的要因などが複合的に影響し合う環境に生息している。同研究グループは、人為的要因に対応する長期的かつ定量的なサンゴ礁のモニタリングが不十分であるとの認識の下、産業の発達や災害イベントによる造礁サンゴへの影響が懸念されている奄美大島の住用湾(すみようわん)において、サンゴ骨格の成長と過去の災害イベント・産業史の詳細な比較分析を行った。その結果、サンゴ骨格の成長は土砂流量を反映していることが分かり、湾内の土砂流量はサンゴの骨格成長を制御する要因のひとつであることが示された。サンゴ骨格は、河口域のマングローブ林による影響を受けながら、産業発展によってもたらされた土砂流量の変化に応答する形で成長していることが明らかになったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 北海道大学 プレスリリース(研究発表) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 北大など、産業発展などが造礁サンゴ骨格の成長におよぼす影響を解明 |
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日付1 |
刊行日: 2020/05/15 |
要約 | 北海道大学などの研究グループは、地域の産業発展や豪雨や洪水(以下「災害イベント」)が造礁サンゴ骨格の成長におよぼす影響を解明した。サンゴ礁は、地球温暖化や淡水流入などの自然要因,沿岸域の土地開発などの人為的要因などが複合的に影響し合う環境に生息している。同研究グループは、人為的要因に対応する長期的かつ定量的なサンゴ礁のモニタリングが不十分であるとの認識の下、産業の発達や災害イベントによる造礁サンゴへの影響が懸念されている奄美大島の住用湾(すみようわん)において、サンゴ骨格の成長と過去の災害イベント・産業史の詳細な比較分析を行った。その結果、サンゴ骨格の成長は土砂流量を反映していることが分かり、湾内の土砂流量はサンゴの骨格成長を制御する要因のひとつであることが示された。サンゴ骨格は、河口域のマングローブ林による影響を受けながら、産業発展によってもたらされた土砂流量の変化に応答する形で成長していることが明らかになったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】北海道大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】北海道大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 住用湾、地球温暖化、豪雨、洪水、サンゴ、奄美大島、マングローブ林、産業発展、造礁サンゴ骨格、淡水流入 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106041 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/05/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29444 |
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