トヨタ自動車(株)は、廃液の排出量削減と処理工程のコンパクト化を実現可能な「めっき処理装置」を開発した。同社は、めっき用液が入った多数の水槽に、部品を丸ごと浸す工程の問題点を克服するために、金属イオンを通す高分子膜(固体電解質膜)を用いて、必要な部位のみにスタンプを押すようにめっき処理を施す新しいコンセプトの技術を開発した。新技術を導入した「めっき処理装置(1基のサイズ:横約1 m×奥行約1 m×高さ約2 m)」を試作・評価したところ、廃液量の排出量を約30分の1に、処理工程に係るCO2を約3分の1に削減できるという(従来装置比)。技術特許や製造ノウハウは真空プレス装置メーカーのミカドテクノス(株)に供与され、当面2,3年は複数の企業における実証・評価に供試するモニター装置として兼松(株)が販売し、実用装置の製造・販売は2023・2024年頃に本格化すると見ている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 トヨタ自動車 ニュースルーム 【オンライン情報源2】 ミカドテクノス(株) お知らせ 【オンライン情報源3】 兼松(株) News |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | トヨタ、環境負荷低減型の「めっき処理装置」を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2020/06/30 |
要約 | トヨタ自動車(株)は、廃液の排出量削減と処理工程のコンパクト化を実現可能な「めっき処理装置」を開発した。同社は、めっき用液が入った多数の水槽に、部品を丸ごと浸す工程の問題点を克服するために、金属イオンを通す高分子膜(固体電解質膜)を用いて、必要な部位のみにスタンプを押すようにめっき処理を施す新しいコンセプトの技術を開発した。新技術を導入した「めっき処理装置(1基のサイズ:横約1 m×奥行約1 m×高さ約2 m)」を試作・評価したところ、廃液量の排出量を約30分の1に、処理工程に係るCO2を約3分の1に削減できるという(従来装置比)。技術特許や製造ノウハウは真空プレス装置メーカーのミカドテクノス(株)に供与され、当面2,3年は複数の企業における実証・評価に供試するモニター装置として兼松(株)が販売し、実用装置の製造・販売は2023・2024年頃に本格化すると見ている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】トヨタ自動車 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】トヨタ自動車 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】ミカドテクノス(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ミカドテクノス(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】兼松(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】兼松(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | CO2排出量、廃液、兼松、めっき処理、金属イオン、固体電解質膜、廃液量、ミカドテクノス |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106401 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/07/08 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=29772 |
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