(株)ユーグレナは、(株)バイオポリ上越と共同で、微細藻類のユーグレナ(和名:ミドリムシ)から脂質を抽出した残渣(以下、「ユーグレナ搾りかす」)を50%配合したプラスチックを開発した。同社は、大量培養技術を基盤とする食品や化粧品の開発・販売を手掛ける一方で、バイオ燃料に関する研究を進めている。今回、バイオ燃料の生産工程で出るユーグレナ搾りかすと汎用的なプラスチックであるポリプロピレンを、混錬し、均一分散させたプラスチック複合材料を開発した。この材料は、100%石油由来ポリプロピレンと比較し、曲げ試験(JIS k7171)における最大曲げ応力と曲げ弾性率の向上が見られた。また、フォークやスプーンのサンプルを作成し、一般的な射出成型機での成型が可能であることが確認された。ポリプロピレンの力学物性を向上させるフィラー(充填剤)としてユーグレナ搾りかすが活用可能であり、この複合材料について食品容器や成型材料など様々な用途への展開が期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (株)ユーグレナ ニュースリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ユーグレナ社など、「ユーグレナ搾りかす」配合プラスチックを開発 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/08/06 |
要約 | (株)ユーグレナは、(株)バイオポリ上越と共同で、微細藻類のユーグレナ(和名:ミドリムシ)から脂質を抽出した残渣(以下、「ユーグレナ搾りかす」)を50%配合したプラスチックを開発した。同社は、大量培養技術を基盤とする食品や化粧品の開発・販売を手掛ける一方で、バイオ燃料に関する研究を進めている。今回、バイオ燃料の生産工程で出るユーグレナ搾りかすと汎用的なプラスチックであるポリプロピレンを、混錬し、均一分散させたプラスチック複合材料を開発した。この材料は、100%石油由来ポリプロピレンと比較し、曲げ試験(JIS k7171)における最大曲げ応力と曲げ弾性率の向上が見られた。また、フォークやスプーンのサンプルを作成し、一般的な射出成型機での成型が可能であることが確認された。ポリプロピレンの力学物性を向上させるフィラー(充填剤)としてユーグレナ搾りかすが活用可能であり、この複合材料について食品容器や成型材料など様々な用途への展開が期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(株)ユーグレナ 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)ユーグレナ 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】(株)バイオポリ上越 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)バイオポリ上越 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
ごみ・リサイクル 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 食品容器、プラスチック、ミドリムシ、ユーグレナ、ポリプロピレン、脂質、抽出残渣、JIS k7171、フィラー、充填剤 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 106736 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/08/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30053 |
---|