富山大学などの研究チームは、子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査、事務局:国立環境研究所、国立成育医療研究センター)のデータを用いて、妊娠中の母親の血中カドミウム(Cd)濃度と新生児の出生時体重、身長、頭囲及び胸囲との関連について分析・検討した。従来の研究では、妊娠中の⺟親の⾎中Cd濃度が高いと出⽣体重の減少、SGA(在胎週数に⾒合う標準的な出⽣体重に⽐べ⼩さい状態)の児の出生が多くなるという報告がある一方、調査によって結果が異なっており、より精度の高い研究が求められていた。今回、「出産時全固定データ(2016年4月)」・2017年4月に固定された金属類第一次固定データのうち17,584人の妊婦の⾎中Cd濃度等を分析し、Cd濃度別に4つのグループに分けて出生時体格との検討を行ったところ、女児においては、母親の妊娠後期の血中カドミウム濃度が最も低いグループに比べ、最も高いグループでSGAになる児が1.9倍多くなることなどが分かったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 富山大学 ニュース 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 富山大など、妊婦の血中Cd濃度と新生児の体格の関連について報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/10/02 |
要約 | 富山大学などの研究チームは、子どもの健康と環境に関する全国調査(愛称:エコチル調査、事務局:国立環境研究所、国立成育医療研究センター)のデータを用いて、妊娠中の母親の血中カドミウム(Cd)濃度と新生児の出生時体重、身長、頭囲及び胸囲との関連について分析・検討した。従来の研究では、妊娠中の⺟親の⾎中Cd濃度が高いと出⽣体重の減少、SGA(在胎週数に⾒合う標準的な出⽣体重に⽐べ⼩さい状態)の児の出生が多くなるという報告がある一方、調査によって結果が異なっており、より精度の高い研究が求められていた。今回、「出産時全固定データ(2016年4月)」・2017年4月に固定された金属類第一次固定データのうち17,584人の妊婦の⾎中Cd濃度等を分析し、Cd濃度別に4つのグループに分けて出生時体格との検討を行ったところ、女児においては、母親の妊娠後期の血中カドミウム濃度が最も低いグループに比べ、最も高いグループでSGAになる児が1.9倍多くなることなどが分かったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】富山大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】富山大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 出⽣体重、国立環境研究所、カドミウム、エコチル調査、富山大学、子どもの健康と環境に関する全国調査、SGA、妊娠、国立成育医療研究センター、⾎中Cd濃度 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107161 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/10/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30414 |
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