大阪大学・情報科学研究科と名古屋大学・環境学研究科などの共同研究グループは、AIを搭載した動物装着センサロガーの有効性を検証した。小型のセンサロガーデバイスを用いて対象動物の移動経路や行動を記録する手法(バイオロギング)が普及している。しかし、小型の動物に装着するデバイスにはバッテリ重量に制約があり、消費電力が大きいカメラによる連続的なデータ取得は困難であった。こうした課題を踏まえ、同研究グループは、対象動物の行動を機械学習に基づいて判別し、消費電力の小さいセンサとメモリの少ないマイコンでも動作する手法を考案した。実証デバイスを作製し、青森県蕪島に生息するウミネコの採餌行動を検出・撮影した結果、採餌行動を全般的に捉え、虫や魚を捕獲する様子や、他の個体の餌を奪い取る行動など、特定の行動を効率的に撮像できることが実証された。今回の手法は、カメラ以外のセンサを搭載したデバイスにも応用可能で、「知的な生態観測(AI on Animals)」という新概念を投げかけるものであるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 大阪大学 ReSOU 【オンライン情報源2】 名古屋大学 プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源3】 〔参考〕YouTube AI on Animals ー野生動物に搭載した人工知能が見た世界ー |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 阪大と名大など、AIでウミネコ目線の撮像を効率化 |
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日付1 |
刊行日: 2020/10/30 |
要約 | 大阪大学・情報科学研究科と名古屋大学・環境学研究科などの共同研究グループは、AIを搭載した動物装着センサロガーの有効性を検証した。小型のセンサロガーデバイスを用いて対象動物の移動経路や行動を記録する手法(バイオロギング)が普及している。しかし、小型の動物に装着するデバイスにはバッテリ重量に制約があり、消費電力が大きいカメラによる連続的なデータ取得は困難であった。こうした課題を踏まえ、同研究グループは、対象動物の行動を機械学習に基づいて判別し、消費電力の小さいセンサとメモリの少ないマイコンでも動作する手法を考案した。実証デバイスを作製し、青森県蕪島に生息するウミネコの採餌行動を検出・撮影した結果、採餌行動を全般的に捉え、虫や魚を捕獲する様子や、他の個体の餌を奪い取る行動など、特定の行動を効率的に撮像できることが実証された。今回の手法は、カメラ以外のセンサを搭載したデバイスにも応用可能で、「知的な生態観測(AI on Animals)」という新概念を投げかけるものであるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】大阪大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】大阪大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】名古屋大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】名古屋大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 知的な生態観測、センサ、マイコン、大阪大学、名古屋大学、バイオロギング、ウミネコ、機械学習、採餌行動、動物装着センサロガー |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107366 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/11/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30607 |
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