国立環境研究所は、「いぶき2号(GOSAT-2)」の観測データに基づく解析結果(以下「プロダクト」)の初期検証を終え、全球CO2濃度分布データ等の一般提供を開始すると発表した。GOSAT-2は、搭載された「雲・エアロソルセンサ2型(CAI-2)」や「温室効果ガス観測センサ2型(FTS-2)」によるデータ取得(定常運用)を2019年2月1日から開始している。同研究所は、両センサの観測データについて、先ずはプロキシ法による解析を行い、2019年7月5日に全球のメタンと一酸化炭素の濃度分布にかかる成果を報告している。今回、データ数の増強に加え、CO2濃度の導出に適したフルフィジクス法という手法や、FTS-2の新機能を用いることで、より精度の高い「二酸化炭素・メタン・一酸化炭素のカラム平均濃度の全球分布図(2.5度グリッド)」を得ることが可能となった。局地的な温室効果ガス発生原因の検証はもとより、海域や雲の多い熱帯域の識別に効果的であることも実証されたため、関連文書などの準備が整い次第、フルフィジクス法およびプロキシ法によるプロダクト提供を開始するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 新着情報 |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、全球CO2濃度分布データ等の提供準備を開始 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/11/12 |
要約 | 国立環境研究所は、「いぶき2号(GOSAT-2)」の観測データに基づく解析結果(以下「プロダクト」)の初期検証を終え、全球CO2濃度分布データ等の一般提供を開始すると発表した。GOSAT-2は、搭載された「雲・エアロソルセンサ2型(CAI-2)」や「温室効果ガス観測センサ2型(FTS-2)」によるデータ取得(定常運用)を2019年2月1日から開始している。同研究所は、両センサの観測データについて、先ずはプロキシ法による解析を行い、2019年7月5日に全球のメタンと一酸化炭素の濃度分布にかかる成果を報告している。今回、データ数の増強に加え、CO2濃度の導出に適したフルフィジクス法という手法や、FTS-2の新機能を用いることで、より精度の高い「二酸化炭素・メタン・一酸化炭素のカラム平均濃度の全球分布図(2.5度グリッド)」を得ることが可能となった。局地的な温室効果ガス発生原因の検証はもとより、海域や雲の多い熱帯域の識別に効果的であることも実証されたため、関連文書などの準備が整い次第、フルフィジクス法およびプロキシ法によるプロダクト提供を開始するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | フルフィジクス法、メタン、一酸化炭素、GOSAT-2、いぶき2号、温室効果ガス観測センサ2型、初期検証、全球CO2濃度分布、雲・エアロソルセンサ2型、プロキシ法 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107496 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/11/17 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=30696 |
---|