世界資源研究所(WRI)は、気候行動の現状を報告した「State of Climate Action」を公開した。同報告書では6分野の21の指標を評価したが、2つの指標を除けばパリ協定で合意した温室効果ガス(GHG)排出削減目標を達成するには進展が遅すぎ、全く違った方向に進んでいる指標も2つあった。GHG排出目標を達成するために必要な緩和策は次のとおりである。1)電力部門:2030年までに再生可能エネルギーの導入を現在の6倍の速さで増加させ、世界全体で電力の38%を供給する石炭火力発電所を現在の5倍の速さで廃止する。2)建築部門:既存の建物の省エネ改修を大幅に加速し、新築の建物の省エネ基準を大きく引き上げる。3)産業部門:2050年までに世界全体でセメントの排出原単位を85~91%、鉄鋼は93~100%削減する。4)輸送部門:2030年までに現在の12倍の速度で電気自動車を導入する。5)森林部門:2030年までに5倍の速さで森林被覆率を増加させる。6)農業部門:増加する人口を養うために生産性向上を加速する。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界資源研究所(WRI)ニュース 【オンライン情報源2】 「State of Climate Action」報告書 |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界資源研究所、温暖化目標の達成のためには気候変動対策のさらなる加速が必要と報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2020/11/19 |
要約 | 世界資源研究所(WRI)は、気候行動の現状を報告した「State of Climate Action」を公開した。同報告書では6分野の21の指標を評価したが、2つの指標を除けばパリ協定で合意した温室効果ガス(GHG)排出削減目標を達成するには進展が遅すぎ、全く違った方向に進んでいる指標も2つあった。GHG排出目標を達成するために必要な緩和策は次のとおりである。1)電力部門:2030年までに再生可能エネルギーの導入を現在の6倍の速さで増加させ、世界全体で電力の38%を供給する石炭火力発電所を現在の5倍の速さで廃止する。2)建築部門:既存の建物の省エネ改修を大幅に加速し、新築の建物の省エネ基準を大きく引き上げる。3)産業部門:2050年までに世界全体でセメントの排出原単位を85~91%、鉄鋼は93~100%削減する。4)輸送部門:2030年までに現在の12倍の速度で電気自動車を導入する。5)森林部門:2030年までに5倍の速さで森林被覆率を増加させる。6)農業部門:増加する人口を養うために生産性向上を加速する。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界資源研究所(WRI) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界資源研究所(WRI) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | State of Climate Action、再生可能エネルギー、電気自動車、温室効果ガス、世界資源研究所、石炭火力発電所、森林被覆率、気候行動、パリ協定、省エネ基準 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107592 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/12/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=30770 |
---|