世界気象機関(WMO)は、2020年は観測史上最も暖かい年の上位3位以内に入る見込みであると、2020年1~10月までのデータに基づいた「世界の気候状況に関する報告書2020年版」の暫定報告書で明らかにした。2020年の世界の平均気温は、産業革命前の水準を約1.2℃上回るレベルであり、20%の確率で、2024年までに一時的に1.5℃を超える可能性がある。2020年は異常な気候の年となり、オーストラリア、シベリア、米国西海岸、南米の広大な地域が山火事の被害を受け、大西洋では記録的な数の熱帯低気圧が発生し、中米ではカテゴリー4のハリケーンが2週間間隔で上陸するという前例のないことが起きた。同報告書は、異常気象がCOVID-19パンデミック渦中において何百万人もの人々にどれだけの影響を与えたのかを示しており、また、ロックダウンが起きたにも関わらず温室効果ガスの大気中密度が増加し続けており、大気中の二酸化炭素は寿命が長いため、幾世代にもわたってさらなる温暖化を引き起こすことについても言及している。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO)プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関、2020年は観測史上最も暖かい年の上位3位以内に入る見込みと報告 |
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日付1 |
刊行日: 2020/12/02 |
要約 | 世界気象機関(WMO)は、2020年は観測史上最も暖かい年の上位3位以内に入る見込みであると、2020年1~10月までのデータに基づいた「世界の気候状況に関する報告書2020年版」の暫定報告書で明らかにした。2020年の世界の平均気温は、産業革命前の水準を約1.2℃上回るレベルであり、20%の確率で、2024年までに一時的に1.5℃を超える可能性がある。2020年は異常な気候の年となり、オーストラリア、シベリア、米国西海岸、南米の広大な地域が山火事の被害を受け、大西洋では記録的な数の熱帯低気圧が発生し、中米ではカテゴリー4のハリケーンが2週間間隔で上陸するという前例のないことが起きた。同報告書は、異常気象がCOVID-19パンデミック渦中において何百万人もの人々にどれだけの影響を与えたのかを示しており、また、ロックダウンが起きたにも関わらず温室効果ガスの大気中密度が増加し続けており、大気中の二酸化炭素は寿命が長いため、幾世代にもわたってさらなる温暖化を引き起こすことについても言及している。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界の気候状況に関する報告書、二酸化炭素、世界気象機関、温室効果ガス、異常気象、ハリケーン、温暖化、熱帯低気圧、平均気温、COVID-19 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 107656 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2020/12/10 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=30831 |
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