国立科学博物館、国立環境研究所および福井県立大学の共同研究グループは、霞ヶ浦から環境毒「ミクロシスチン」を産生する新種のシアノバクテリア(Annamia dubia)を発見した。「ミクロシスチン」は淡水域の湖沼などでアオコをつくるミクロキスティス属等によって生産される毒素で、世界保健機構(WHO)の飲料水水質ガイドラインにおいて暫定基準値を持ち、日本においては水道水質基準で要検討項目として指定されている。これまで環境DNA分析により、同種の存在は推定されていたが、実際に確認されていなかった。今回、国立環境研究所が1976年から実施している霞ヶ浦モニタリングにおいて得られた湖水から、同種を分離・培養することに成功し、国立科学博物館が分類学的な検討を行ったところ、新種であることが明らかとなった。この種の生産するミクロシスチンが、霞ヶ浦のミクロシスチン濃度にどの程度影響を与えているかなどは未解明であり、現在、全ゲノム解析を行い、ミクロシスチンを生産する遺伝子についての解析等を進めているという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立科学博物館 プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 国立科学博物館など、「ミクロシスチン」を生産する新種のシアノバクテリアを発見 |
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日付1 |
刊行日: 2021/03/04 |
要約 | 国立科学博物館、国立環境研究所および福井県立大学の共同研究グループは、霞ヶ浦から環境毒「ミクロシスチン」を産生する新種のシアノバクテリア(Annamia dubia)を発見した。「ミクロシスチン」は淡水域の湖沼などでアオコをつくるミクロキスティス属等によって生産される毒素で、世界保健機構(WHO)の飲料水水質ガイドラインにおいて暫定基準値を持ち、日本においては水道水質基準で要検討項目として指定されている。これまで環境DNA分析により、同種の存在は推定されていたが、実際に確認されていなかった。今回、国立環境研究所が1976年から実施している霞ヶ浦モニタリングにおいて得られた湖水から、同種を分離・培養することに成功し、国立科学博物館が分類学的な検討を行ったところ、新種であることが明らかとなった。この種の生産するミクロシスチンが、霞ヶ浦のミクロシスチン濃度にどの程度影響を与えているかなどは未解明であり、現在、全ゲノム解析を行い、ミクロシスチンを生産する遺伝子についての解析等を進めているという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立科学博物館 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立科学博物館 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】福井県立大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】福井県立大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 霞ヶ浦モニタリング、国立環境研究所、霞ヶ浦、国立科学博物館、新種、アオコ、シアノバクテリア、ミクロシスチン、環境毒、ミクロキスティス |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 108497 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/03/08 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=31401 |
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