龍谷大学(本部:京都市伏見区)は、地域ぐるみで環境DNA調査を行い、放流アユの遡上特性に関するデータを関係者と共有する取組を実施した。同大学は環境DNA分析に関する技術開発と社会実装に注力している。今回、地域貢献活動の一環として、淀川水系の一級河川・愛知川(えちがわ)において、滋賀県、東近江市の協力のもと、アユの放流等を積極的に行っている愛知川漁業協同組合と市民団体「愛知川清流会」と共に上流から下流までの複数地点でサンプル採集(コップ1杯程度の採水)を行った。同河川では、春季から秋季にかけて流れが寸断される「瀬切れ」がアユ等の遡上を阻害していると考えられていた。網羅的な分析と塩基配列データの比較を行った結果、瀬切れ前後(2021年4月上旬/中旬)の時間的・空間的なアユの分布状況が明らかになり、瀬切れが生じる前にアユが中流部に移動していたことが分かった。地域における環境DNA分析への期待が高まっていることから、引き続き多様な魚類の季節的な分布変化の解明に向けた調査を推進するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 龍谷大学 プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 龍谷大、環境DNAで放流アユをめぐる地域課題を解明 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2021/05/31 |
要約 | 龍谷大学(本部:京都市伏見区)は、地域ぐるみで環境DNA調査を行い、放流アユの遡上特性に関するデータを関係者と共有する取組を実施した。同大学は環境DNA分析に関する技術開発と社会実装に注力している。今回、地域貢献活動の一環として、淀川水系の一級河川・愛知川(えちがわ)において、滋賀県、東近江市の協力のもと、アユの放流等を積極的に行っている愛知川漁業協同組合と市民団体「愛知川清流会」と共に上流から下流までの複数地点でサンプル採集(コップ1杯程度の採水)を行った。同河川では、春季から秋季にかけて流れが寸断される「瀬切れ」がアユ等の遡上を阻害していると考えられていた。網羅的な分析と塩基配列データの比較を行った結果、瀬切れ前後(2021年4月上旬/中旬)の時間的・空間的なアユの分布状況が明らかになり、瀬切れが生じる前にアユが中流部に移動していたことが分かった。地域における環境DNA分析への期待が高まっていることから、引き続き多様な魚類の季節的な分布変化の解明に向けた調査を推進するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】龍谷大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】龍谷大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】愛知川漁業協同組合 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】愛知川漁業協同組合 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】愛知川清流会 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】愛知川清流会 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 網羅的な分析、滋賀県、市民団体、東近江市、環境DNA分析、塩基配列データ、遡上特性、地域貢献活動、愛知川、瀬切れ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 109281 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/06/02 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=31932 |
---|