山梨大学は、大規模かつ長期的な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータのうち、77,303組の母子データを用いて、妊婦の染毛剤使用と生まれた子どものアレルギー疾患発症の関連を解明した。染毛剤は接触性皮膚炎を起こしやく、染毛剤に由来する気管支喘息等の発症事例が報告されている。今回、同大学・エコチル調査甲信ユニットセンターは、妊娠中期の染毛剤使用場所等(美容院・自宅・職業として)や、使用頻度を区分するとともに、既知の影響要因を考慮しつつ、多変量ロジスティック回帰分析を用いて、当該妊婦から生まれた子ども(3歳児)のアレルギー疾患の診断結果との関係を解析した。その結果、自宅および職業として「染毛剤」を使用した母親から生まれた子どもは、「気管支喘息」や「アレルギー性鼻炎」になりやすいことが分かった。また妊娠中の自宅での染毛剤使用では、使用頻度が高くなるほど、その子どもがアレルギー性鼻炎になりやすい傾向が見られたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 山梨大学 ニュース&トピックス |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
タイトル | 梨大、妊娠中の「染毛剤」使用が子どものアレルギー疾患発症につながる可能性を提示 |
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日付1 |
刊行日: 2021/08/03 |
要約 | 山梨大学は、大規模かつ長期的な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータのうち、77,303組の母子データを用いて、妊婦の染毛剤使用と生まれた子どものアレルギー疾患発症の関連を解明した。染毛剤は接触性皮膚炎を起こしやく、染毛剤に由来する気管支喘息等の発症事例が報告されている。今回、同大学・エコチル調査甲信ユニットセンターは、妊娠中期の染毛剤使用場所等(美容院・自宅・職業として)や、使用頻度を区分するとともに、既知の影響要因を考慮しつつ、多変量ロジスティック回帰分析を用いて、当該妊婦から生まれた子ども(3歳児)のアレルギー疾患の診断結果との関係を解析した。その結果、自宅および職業として「染毛剤」を使用した母親から生まれた子どもは、「気管支喘息」や「アレルギー性鼻炎」になりやすいことが分かった。また妊娠中の自宅での染毛剤使用では、使用頻度が高くなるほど、その子どもがアレルギー性鼻炎になりやすい傾向が見られたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】山梨大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】山梨大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 妊娠中期、疫学調査、エコチル調査、アレルギー疾患、染毛剤、多変量ロジスティック回帰分析、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、接触性皮膚炎、甲信ユニットセンター |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 109856 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2021/08/10 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=32274 |
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