NPO法人birth(西東京市)は、東京都内の雑木林においてナラ枯れ被害状況の調査を行った。同団体は、東京都を拠点に公園づくりを協働で行うNPO法人で、近年はテレビ東京「池の水ぜんぶ抜く大作戦」に出演するなど幅広い活動を展開している。昨今、都内各所でカシノナガキクイムシを起因とするナラ枯れ被害が急増しているが、若齢木のナラ枯れ発生状況を調査した事例は少なく詳細はわかっていないことから、同団体は自治体と市民団体が協働で管理している落葉広葉樹二次林(敷地面積:約2ha)において調査を行った。調査の結果、林内には胸高直径5cm以上のコナラが176本、クヌギが143本生育しており、ナラ枯れ被害木はコナラ65本(率にして36.9%)、クヌギ18本(12.6%)であった。同じ胸高直径の場合、コナラの方がクヌギより被害を受けやすい傾向が見られた。胸高直径30cm以上の樹齢50~80年のいわゆる大径木では被害木の割合は84.7%であり、大径木の多くが被害にあっていることがわかった。一方、胸高直径30cm未満、樹齢15年未満の若齢木の被害割合は12.8%であったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 NPO法人birth ブログ |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | キクイムシを起因とする都内広葉樹林「ナラ枯れ被害」を調査 NPO法人birth |
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日付1 |
刊行日: 2022/06/12 |
要約 | NPO法人birth(西東京市)は、東京都内の雑木林においてナラ枯れ被害状況の調査を行った。同団体は、東京都を拠点に公園づくりを協働で行うNPO法人で、近年はテレビ東京「池の水ぜんぶ抜く大作戦」に出演するなど幅広い活動を展開している。昨今、都内各所でカシノナガキクイムシを起因とするナラ枯れ被害が急増しているが、若齢木のナラ枯れ発生状況を調査した事例は少なく詳細はわかっていないことから、同団体は自治体と市民団体が協働で管理している落葉広葉樹二次林(敷地面積:約2ha)において調査を行った。調査の結果、林内には胸高直径5cm以上のコナラが176本、クヌギが143本生育しており、ナラ枯れ被害木はコナラ65本(率にして36.9%)、クヌギ18本(12.6%)であった。同じ胸高直径の場合、コナラの方がクヌギより被害を受けやすい傾向が見られた。胸高直径30cm以上の樹齢50~80年のいわゆる大径木では被害木の割合は84.7%であり、大径木の多くが被害にあっていることがわかった。一方、胸高直径30cm未満、樹齢15年未満の若齢木の被害割合は12.8%であったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】NPO法人birth 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】NPO法人birth 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 若齢木、カシノナガキクイムシ、コナラ、NPO法人birth、西東京市、ナラ枯れ被害、ナラ枯れ、落葉広葉樹二次林、クヌギ、大径木 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 112871 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2022/07/15 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=34015 |
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