アメリカ国立科学財団(NSF)は、同財団が支援した研究により、猛暑と大気汚染が重なった場合、死亡リスクが急増することがわかったと報告した。研究者たちはカリフォルニア州公衆衛生局の死亡診断書データを用いて、2014年から2019年のカリフォルニア州の、150万人以上におよぶ全死亡事例と、大気中の微小粒子状物質のレベルに関するデータを調査した。猛暑の日は、そうではない日と比較して死亡リスクが6.1%増加し、大気汚染がひどい日には5%増加した。これに対し、猛暑と大気汚染の両方があった日の死亡リスクは全体で21%増加、心血管系疾患で29.9%、呼吸器系疾患で38%増加した。これまでの研究では、猛暑と大気汚染が別々に死亡リスクにどのように影響するかを調べてきたが、今回の研究は、猛暑と大気汚染が重なったときに何が起こるかを研究した初めてのものである。気候変動に伴う猛暑や山火事の増加の結果、死亡者数が増えると予想されることから、緩和策と適応策がいかに重要であるかが明らかになった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ国立科学財団(NSF) ニュース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ国立科学財団、猛暑と大気汚染が重なると死亡リスクが急増と報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2022/07/28 |
要約 | アメリカ国立科学財団(NSF)は、同財団が支援した研究により、猛暑と大気汚染が重なった場合、死亡リスクが急増することがわかったと報告した。研究者たちはカリフォルニア州公衆衛生局の死亡診断書データを用いて、2014年から2019年のカリフォルニア州の、150万人以上におよぶ全死亡事例と、大気中の微小粒子状物質のレベルに関するデータを調査した。猛暑の日は、そうではない日と比較して死亡リスクが6.1%増加し、大気汚染がひどい日には5%増加した。これに対し、猛暑と大気汚染の両方があった日の死亡リスクは全体で21%増加、心血管系疾患で29.9%、呼吸器系疾患で38%増加した。これまでの研究では、猛暑と大気汚染が別々に死亡リスクにどのように影響するかを調べてきたが、今回の研究は、猛暑と大気汚染が重なったときに何が起こるかを研究した初めてのものである。気候変動に伴う猛暑や山火事の増加の結果、死亡者数が増えると予想されることから、緩和策と適応策がいかに重要であるかが明らかになった。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ国立科学財団(NSF) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ国立科学財団(NSF) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | 心血管系疾患、大気汚染、アメリカ国立科学財団、猛暑、微小粒子状物質、呼吸器系疾患、カリフォルニア州、死亡リスク、死亡者数、両方 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 113106 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2022/08/08 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=34137 |
---|